健康よもやまばなし

29年度産 北海道馬鈴しょでん粉事情 その 2

で、肝心の今年の作柄はどうなのか・・・?

弊社のスタッフが先週、現地へ視察へ行ってきたわけです。

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まぁ、今年は幸いなことに今のところ北海道への台風の直撃はないですし(先週はちょっとヒヤッとしましたが。)、まぁまぁなんじゃないかな?という感じですが・・・

結論から言うと、18万トンほどは行くんじゃないか?ということです。28年度産の在庫がないので、各工場は操業開始時期を前倒ししました。その影響で収穫された芋は小粒なのですが、なんでもライマン価(芋のでん粉含有量)が例年に比べてかなり高いらしく、収量はそれで補える的な話らしいです。弊社の人間は、主産地である、十勝、北見、斜里に位置する工場を巡ったのですが、どの地区でも概ね同じような話だったそうです。

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18万トンというと、去年よりはマシなのは確かですが、全ての需要に応えるには微妙な数量です。産地農家が去年、圃場が水浸しになったのに懲りて転作したりして、作付面積は減っていますしねぇ。

さらに・・・
ここがいかにも「国策作物」的ですが、28年度産の期末在庫が枯渇しているので、役所は来年の期末在庫に2~3万トン積む方針らしく、市場に出回るのは結局去年並みになりそうです。ですから引き続き「馬鈴しょでん粉」、所謂「片栗粉」は品薄の状況があと1年は続きます。

この10月から市場は一律10%の値上げになります。「片栗粉」がスーパーの棚から消えるなんぞ、皆さん考えられたこともないでしょうけど、現実的に起こり得る事態になっています。まぁ、片栗粉がなくても食生活にはどうってことないんですが、馬鈴しょでん粉としては、即席麺やスナック菓子に大量に使用されていますから、そういう製品が値上げされるかもしれませんね。

ご家庭でも、から揚げや八宝菜、あんかけ料理が少なくなるかも。いやいや、杞憂で終わればそれに越したことはないんですが。。。     <終>

2017年9月27日