健康よもやまばなし

Larry Carlton & Steve Lukather

昨夜はちょっと仕事を早終いして、大阪のサンケイホールであった「ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーのライブを聴きに行きました。

両者ともジャンルは違えど、大物ギタリストということで、チケットを取るのに結構苦心しましたが、壁際ではあるものの1階席が確保できました。案の定、客席は我々世代の人たちで満杯。だめもとで余ったチケットを求める人たちもいました。

ご承知の通り、ラリー・カールトンはフュージョンの大物、スティーヴ・ルカサーはTOTOのギタリストです。私は以前から、何でこの二人がジョイントしてるんだろ?と疑問でしたが、ライヴアクトを聴いて更にその疑問が大きくなりました。ジャンル云々以前に音も、プレースタイルも、見た目も、歳も全然共通項が無いと思いませんか?

ラリー・カールトンはギブソンのセミアコで、ご存じ「Room 335」のような心地よい音、一方スティーヴ・ルカサーはミュージックマン系?のギターでグイングイン鳴らす、パワフルサウンド。今回もラリー・カールトンはこじんまりとしたアンプにワウワウ+アルファのエフェクターのみ。一方スティーブ・ルカサーは真空管と思われるアンプに多数エフェクターを駆使。
単に友達ということなのでしょうかねぇ?

それでも、ラリー・カールトンはロックなリフも頑張って弾いていてさすがにすごかったです。井出達も白シャツにストライプジャケットで、物凄く渋い感じ、良い歳のとりかたをしていました。もちろん、スティーヴ・ルカサーもルカサー節全開でGOOD!

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CREAMのCROSS ROADを演ったり、アンコールでBEATLESを演ったりもしましたがアンコール前ラストはお約束の「Room 335」。二人のギターの掛け合いで会場は大いに盛り上がりました。

私は両者とも普段に聴いているというわけではないのですが、大変良いパフォーマンスが見れたと満足しています。本当に大変楽しい夜となりました。

2015年1月27日