健康よもやまばなし

頑張れ!日本

ブラジルW杯、日本代表はいよいよ明日、運命のギリシャ戦ですね。
結果はともかく、日本らしさを見せて戦ってほしいものです。

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息子が父の日にくれた「クルチアーニ 日本代表バージョン」
こんなもの中韓への出張に巻いていったら袋叩きにされそうですが・・・

今の若者たちには想像もつかないでしょうが、我々の年代からすると、日本がW杯本大会に出場しているだけでも天晴れなのです。私が子供のころは、W杯なんぞ夢のまた夢。実際、日本代表は国際試合でタイに負けたりしてました。そりゃ、元ガンバ監督の西野朗氏が当時早稲田のプリンスとしてサッカーマガジンに登場していた頃ですので大昔ですが。

私が始めてサッカーに興味を持ったのは、1974年のW杯からです。ご同輩なら良くご存知かもしれませんが、決勝で西ドイツ(東ドイツも出場してました。)VS オランダが対戦。若い人たちにもわかりやすく言えば、フランツ・ベッケンバウアー率いる西ドイツと、ヨハン・クライフが率いる「トータルフットボール」を展開するオランダが激突したのでした。結果は西ドイツが勝ちました。西ドイツには、皇帝ベッケンバウアーのほかにも爆撃機ゲルト・ミュラーもいて、素晴らしいチームでした。

敗れはしましたが、オランダのヨハン・クライフを見たときに、あまりのかっこよさに衝撃を受け、それからサッカー好きになったわけです。ですから、未だに贔屓のチームはドイツとオランダ、好きな数字はベッケンバウアーの「5」とクライフの「14」です。

昔話はほどほどに、それから40年余り経ち、我らが日本代表がW杯の常連国となり欧州勢と渡り合えるようになって感慨無量です。ただ巷で言われているように、目標として「優勝」は語っても良いですが、努努本当に優勝するなど思わないでください。サッカーはそんなに甘いものではありません。74年大会、アジア・オセアニア代表はオーストラリア1枠、アフリカもザイール1枠。両国とも予選リーグでぼろぼろにやられて全敗敗退しました。けれども昨今のアフリカ勢を見てください。日本も本当に成長しましたが、他国もどんどんレベルアップしているのです。

私があの世に行くころには、日本代表もきっと優勝を狙えるチームになっていることでしょう。けれどもそれは日々経験の積み重ねですから、今大会も結果ばかりを見ず、日本らしいサッカーをしてくれることを願います。

頑張れ! 日本! いつかW杯でドイツ、オランダを倒すまで。。。

2014年6月19日