健康よもやまばなし

「生」コラーゲンって?

先日、お取引先の社長さんのところに舞い込んだコラーゲンの広告メールについて、意見を求められました。そこでその広告に書かれたアドレスのページを見てみると・・・

ありました!
魚のウロコから抽出した「生」コラーゲン、10,000mg!!

読み進んでいくと、いろいろな疑問が・・・

まず、「生」コラーゲンて何なの?一体どういう定義で「生」なんでしょうか?まさかウロコから抽出して非加熱じゃないでしょうね?どんな魚のウロコかわからないのに、それは気持ち悪いでしょう?
さらにその先には、低分子化(ペプチド)の製品という表現が。加水分解によって低分子化してるんでしょうけど、その時点で「生」じゃありませんよね?
そのほか、「マリンコラーゲンだから脂肪分がありません。」と謳っていますが、そもそもコラーゲンはたんぱく質なので脂肪分(脂質)はないのでは?豚皮由来のコラーゲンペプチドを原料としている弊社製品の栄養成分表示でも脂質は0gです。
また、「有用なアミノ酸のプロリンを多く含んでいます。」とも表記していますが、確かプロリンて豚由来の製品のほうが含有量が多かったのでは?

などなど、「???」な箇所が多数ありました。そのあたりを質問してみようと「お問い合わせ」をクリックしても問い合わせ先にリンクしてませんし・・・。

結局、「生」というのは、「男前」や「美人」などと同様、ごく抽象的な表現ということでしょうか?もし、どなたか「生コラーゲン」の定義をご存知の方がいらっしゃいましたら、向学のため私どもにご教示ください。

ちなみに1日摂取量10,000mgというのは、弊社製品の原料メーカーの推奨量でいうと、「変形性関節症の重度患者」のレベルです。カロリー的にも重いんではないでしょうか?

2010年6月15日