健康よもやまばなし

コラーゲンの話⑫

【ロコモティブ シンドローム(運動器症候群)】その1

メタボリックシンドロームは既にお馴染みですが、それに続き日本整形外科学界が2007年に提唱した「ロコモティブ シンドローム」が注目されているそうです。

筋肉や関節、骨などの運動機能が衰え、いずれ寝たきりになるリスクの高い状態を指します。高齢化社会のわが国では、要介護や要支援になる主な原因において骨折や関節疾患という運動器障害が意外に多いといいます。

例えば平成19年に厚生労働省が行った「国民生活基礎調査」の概要では、要支援・要介護の状態になった主な原因中、関節疾患・骨折・転倒・脊髄損傷などが23.8%で脳卒中(23.3%)、認知症(14.0%)、加齢衰弱(13.5%)をしのいでいます。

そういう意味でも今後は、内臓疾患だけではなく、運動機能の維持にも目を向けなくてはなりませんね? <続く>

※明日から、韓国、中国へ出張しますので、4/5~4/8の投稿はお休みさせていただきます。また帰国しましたら出張レポートをアップしますので、是非ご覧ください。

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2013年4月 4日