健康よもやまばなし

コラーゲンの話⑤

【コラーゲンと肌】

人間の表皮の下にある「真皮」の約70%はコラーゲンだそうです。

真皮は、コラーゲンやエラスチンなどの弾力性に富む線維が網目状に張り巡らされており、その中にヒアルロン酸が入っています。その線維や新しく分泌されたヒアルロン酸との相乗効果で表皮に「ハリ」が出ます。

コラーゲンペプチドを、1日5g、4週間以上摂取で、肌の水分量の増加と肌の弾力性が向上したというデータもあります。

前述の通り、コラーゲンペプチドが血流により線維芽細胞まで運ばれ、弾力を保つ組織を生成するシグナルを出し、真皮内でコラーゲンやエラスチンという弾力がある線維が形成され、結果、ふっくらした肌になるというメカニズムです。
またプロリン-ヒドロキシプロリンのペプチドがヒアルロン酸の合成も促進している可能性も示唆されています。

肌に関して言えば、紫外線によるダメージで起こるシミにもコラーゲンペプチド摂取で改善がみられたという報告もあります。肌の損傷の修復という働きは、今後の研究で更に解明されていくことでしょう。


画像 018.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

2013年3月 1日