健康よもやまばなし

韓国・中国出張 2013.4 2日目②

程なく、山東省済南の遥墻国際空港に到着。入国も特に問題なく、初めての地に足を踏み入れました。空港へは、今回商談する会社の社長さんと、ビジネスをサポートしてくれる青島の会社の総経理さんが出迎えに来てくれていました。

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今回の商談相手は、さすがにビジネスで成功している御仁だけあり、シャンパンゴールドのBMWでお出迎えです。しかもおそらくほぼ新車の大型セダンです。
その後部座席に乗り込み、いざ済南市内へ。同行者が二日酔いで朝ごはんを食べられず、機内食もスルーされていたので、軽い食事でもということになりましたが(空港にケンタッキーがありましたが、今の時期、鶏はちょっと・・・)、時間的に微妙だったので、先方の会社へ赴き、そこの食堂で何かいただけることになり、到着後、麺をご相伴になりました。

何でも、済南という街は歴史ある街で、済南料理なるものは北京料理のルーツだそうです。残念ながら、中国のどこへ行ってもそうですが、独特の香辛料使いが私は苦手で、ちょっと口には合いませんでした。まだまだ修行が足りませんね?

会社で2時間以上みっちりプレゼンテーションし、夕食の時間となりましたが、先方が予想以上に大歓迎してくれ、社長のおうち(会社?)に夕食に招かれました。驚いたことに、社長の奥様は23歳。(二番目の奥様だそうですが・・・) 現在妊娠中であまり動けない状態でしたが、それでもいろいろとおもてなしいただきました。その代わりと言ってはなんですが、北京で修行した専属料理人がおり、目新しい料理が次々に登場しました。

食事後、ホテルへ。なんと社長と奥様も我々の日程に合わせて同じホテルへ宿泊するということで驚きました。宿泊するホテルは、政府の要人も視察等でこちらへきた時に利用するホテルだそうで、一般客、ましてや外国人の我々など普通は泊まれないようなところだそうです。しかしながら、ホテルの部屋はいたってシンプル。そういうと非常に聞こえが良いですが、つまり何もない部屋で少々きつかったです。(備え付けのものはタオルのみ、バスタブなし(これは普通です。)、携帯電話を充電するコンセントなし、冷蔵庫の中は空、セキュリティボックスなし。)

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しかし、折角のお気遣いで取っていただき、まして5月に社長ご夫妻がここで結婚式を挙げられると聞いた以上、ゲスト全員、不満は封印しました。社長は、生身の日本人と会うのが生まれて初めてということで、大変気を使ってくれているのがこちらもヒシヒシと感じましたので感謝しないわけにいきません。とにかく「外国人扱い」される済南での初日が無事終了しました。<続く>

2013年4月15日