健康よもやまばなし

コラーゲンの話⑩

【コラーゲンと骨】その3

マウスの実験により、コラーゲンペプチドを3週間投与すると、「骨密度」の低下が抑制されることが確認されているそうです。コラーゲンペプチドが骨の代謝を促進し、骨密度の維持・向上に効果があると考察されます。

最近では、「骨密度」だけでなく「骨質」の低下も抑えられたという研究報告もあり、コラーゲンペプチドが「骨質」改善にも役立つと考えられるようになりました。

古くなった骨を壊す「破骨細胞」に対し、前述のプロリン-ヒドロキシプロリンというペプチドが促進役となって、整地がある程度進んだ段階でヒドロキシプロリン-グリシンというペプチドが抑制役となることが明らかになっています。
また、新しい骨を作る「骨芽細胞」に対して、プロリン-ヒドロキシプロリンが活動を促進することもわかっています。

これらの一連の流れにより、骨の代謝がスムーズに進み、骨のコンディションが維持、改善されます。

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2013年3月15日